IC

ICC(NTTインターコミュニティーセンター)というのがあります。
西新宿の東京オペラシティータワーに。


InterCommunication
という雑誌を発行していました。


リニューアルして、書店売りする雑誌から
『IC』というフリーペーパーに変わりました。


2008年秋号には、「40人のキーワード」という特集があり、
今をときめく福岡伸一さん始め、我がCoSTEPのスタッフ
渡辺保史さんのコメントが掲載されています。

よ!渡辺さん、「有識者」でっせ!!


中には、あー、この人、今はろくに勉強も研究もしてないんだなーという有識者もいらっしゃいました。
こういう短い論考だと、よりそういうのがはっきり出ちゃいますね。


おもしろかったのは、ライター・編集者の速水健朗さん
コミュニケーションデザインについて、最重要と思われるキーワードとして
「社会資本」をあげており、
「赤塚(不二夫)はタモリという弟子を持ったが、タモリは弟子を持たなかったのだなあ」と書いています。


つまり、「社会が後進を育てることを止め、新しいことを見出すことに注力しなくなったのだ」と。

そりゃあ、ロスジェネとか自分のことで精一杯で、後輩どころじゃないよと、理由はいろいろあるにせよ、確かに、少子化もその表れだし、私たちの世代(30代)、もう一つ上の40代も、いつまでも自分探しに余念がなく、社会全体、自分より若い人を「育てる」ことがおろそかになっている。


もう一つ速水さんが答えている、コミュニケーションに関係なくこれからの世界に重要なことは、「コンテンツに金を払う」でした。もとフリーランスとして、これは、ほんとに、切実と思います。


渡辺保史さんが重要としたのは、「つながり」。
肝は渡辺さんに聞いてください。