札幌市民は科学に飢えていた!?

週が明けて大学に来ると、急に紅葉が進んでいた。
冬に追い立てられるように秋が深まっていく。

3連休だったので、サイエンス・カフェの翌日日曜日もCoSTEPは
授業が行われた。

週明け第一日目の今日は、午前中、サイエンス・カフェの反省会。
会場で集めたアンケートのコメントや、各持ち場の視点からの
反省を書き出し、次回以降に生かしていく。

今回のサイエンス・カフェで一番苦情が多かったのは音響についてだった。
あまりに多くの人が訪れたので、話が聞こえにくかったようだ。

延べ何人の人が訪れたのか、主催者として把握できていないのだが、
用意していた200枚のプログラムが、開始後早い段階でなくなっていたので、
少なくとも200人の人が受付に立ち寄ってプログラムを持って帰ったということだ。

回収したアンケートのほとんどが、大変満足して2時間を楽しんだと
いう感想だった。

翌日は、NHKSTVの朝のニュースでサイエンス・カフェのことが報道された。
また読売新聞にも記事が出ていたという。
大混雑の中でマスコミも多数来てくれたみたいで、これも主催者側で
きちんと把握できていなかった。

翌日の夕方エアジーというFM放送では、10月6日の夜に前夜祭として天プラが
行った「サイエンスみんたる」について、かなり時間を割いて解説していた。
どうも「サイエンスみんたる」に、その番組のパーソナリティーが参加していたらしい。

「札幌でこれほどまでにサイエンス・カフェに関心が集まるのは、
札幌の人が実は科学に飢えていたのではないか!?」という説が、
教員の間から出た。
ちょっとした旋風を巻き起こしたわけだが、これを持続して常にそよそよと吹いている
風のように活動していけたら理想的だ。

ご報告が遅れたが、今回のサイエンス・カフェには、天プラのほかに、
千葉天体写真協会の方々がお写真を貸してくださり、
日商事様が東京から駆けつけ、新製品の透明スクリーン
『Crystal Illusion Screen(クリスタル・イリュージョン・スクリーン)』
を貸してくださり、
紀伊國屋書店札幌本店の皆様が会場を貸してくださった。

このように多くの方のご協力をいただけたことに、あらためて感謝いたします。