2005-01-01から1年間の記事一覧

ワークショップ演習Ⅱ(庄嶋孝広先生)

「ファシリテーション・スキルおよびワークショップ企画実践法」の第2回目(午後1時〜午後4時15分,SCS講義室)。12月3日の中野民夫先生の授業に引き続き,今回は,まちづくり支援が専門のNPO法人「東京ランポ」(東京・世田谷)の職員で,ファシリテーター…

見ず知らずの方からお褒めの言葉

CoSTEPでは、受講生の実習として毎週、科学ラジオ番組を放送している。 タイトルは「かがく探検隊コーステップ」。30分間の子ども向け科学バラエティである。 番組では「科学ことわざ辞典」「研究室に行ってみよう」「見上げてごらん夜の星を」などのさま…

CoSTEPのウェブ制作実習で作成している「さっぽろサイエンス観光マップ」のサイトを公開した。http://d.hatena.ne.jp/costep_webteam/これは、実習メンバーがそれぞれ、サイエンスの切り口で札幌のさまざまなスポットを分かりやすく楽しく紹介しようというコ…

来年度カリキュラム

午前中、来年度カリキュラムについてミーティング。 今年撒いた種をどう育てるか。 今年の成果を来年に生かす。 コーステップのカリキュラムの特徴である、実習を最大限生かしつつ、体系的にスキルを身につけてもらうためにどうしたらいいか。 大分議論が深…

ワークショップ演習(中野民夫先生)

演習Ⅱ(場の創出と実演)の中の,「ファシリテーション・スキルおよびワークショップ企画実践法1」の授業。ワークショップ企画プロデューサーの中野民夫先生を東京からお迎えして,4時間の授業をしていただきました。中野先生のファシリテーションで受講生…

科学とにせ科学

ユニットの栃内さんから、情報をいただきました。来年の物理学会年次大会(愛媛県・松山大学)で、 『「ニセ科学」とどう向き合っていくか?』というテーマで シンポジウムが行われるそうです。http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/events/JPSsympo0306.html…

プレゼンの夜に

今日は「科学技術コミュニケーション・スキルII 情報デザインの基礎トレーニング」の三回目の授業で、受講生の皆さんにプレゼンテーションをしてもらいました。持ち時間は一人7分+質疑応答3分、という大変短いもので、時間配分には皆さん相当苦労されてい…

新聞の威力

いやあ、新聞の広告効果ってすごい。 昨日11月26日の北海道新聞・札幌圏版に、来月9日に開催の第三回サイエンス・カフェの記事が出た。『フィンランドの科学教育学ぼう』『「学力世界一」の授業体験』の見出し。特に、この後者の見出しは、強烈に効いたかも…

サイエンス紙芝居

午後、受講生6名ほどが、研究室を訪れ、12月中旬に行われるサイエンス紙芝居公演の打ち合わせ。今回、紙芝居を制作する発表者は2名。1人はヨーグルトに入っているお腹の調子をよくするといわれている菌を研究する大学院生。もう1人は、氷河を研究する大学院…

さて、CoSTEPのラジオ番組「かがく探検隊コーステップ」がインターネットで聞けるのは、ご存知だろうか。番組の最初と最後に流れるテーマ曲を作ってくださったアーティストが、このブログにトラックバックしてくれた。http://akuchinote.exblog.jp/2658535/ …

「特別授業」「中村健太」

11月20日はCoSTEPリーダーからの「晩秋(初冬)のプレゼント」として、「人に見せる写真」をどう撮るかの演習が行われた。 講師は、CoSTEP応援団長にご紹介いただいた、フリーランスカメラマンの中村健太氏。北大写真部のOBでもある。こうして、CoSTEPの人の…

「5号館のつぶやきおやじ]

CoSTEPスタッフには、「ブログ・ジャーナリズム―300万人のメディア」 にも取り上げられた「5号館のつぶやき」さんがいる。なんだか気になる。でも、どう使いこなしていいかわからない。所詮日記?いや市民ジャーナリズム。と、使ってる人にも、使っていない…

科学と「私」

7月のコーステップ立ち上げ以来、講演、学会発表、授業などが続き、人前でお話しするための読書ばかりしてきた。しかし、昨日の授業が終わり、ちょっと気持ちに余裕がでたので、久しぶりにインプットのためだけに、本を手に取った。昨日の授業で、石村さんが…

ルネッサンス・ジェネレーション

科学技術コミュニケーションの事例調査として、11月12日(13:30−18:00)に東京・草月ホールで開催されたルネッサンス・ジェネレーションに参加した。 オオサカ堂で販売中止!今、バリフ20mgが最安値の通販サイトは | ED治療薬のバリフは今でも海外の個人輸入…

サイコム代表理事さんのブログに「なぜ、研究者はアウトリーチ活動にブログを使わないのか」という問題定義がされました。http://scicom.jp/blog/2005/11/post_11.html つぶやきおやじさんとは、帰りの地下鉄で少し議論の続きをしたのですが、私のコメントを…

東へ

石村さんは東京へ。金沢工業大学主催の科学とアートのイベントへ。報告は後ほど

滅びる学会・栄える学会

STS学会は、様々な分野の方、所属の方がいらしており、一つのセッションの中でも、異分野の研究者の発表が行われます。そこでは、研究自体はマニアックでも、狭い世界でしか通じない言葉を使って話すわけにはいきません。共通語で話さないと、質疑にもならな…

西へ

12日、13日、名古屋大学でSTS学会が開催され、栃内、杉山、隈本、難波、岡橋が、参加しました。12日、私、難波は、東大の学生さんが行うサイエンスカフェについての発表を聞きたかったのですが、JALの遅延のため参加できず。ふててホテルで寝ようかという気…

東へ西へ

週末はCoSTEPの教員たちの多くが出張で札幌を空けておりました。

サイエンス・カフェ実習担当者から

昨日のサイエンス・カフェ札幌(午後6時〜7時半,紀伊國屋書店札幌本店1階インナーガーデン)について,実習担当者として振り返ってみたい。今月のテーマは「世界遺産と科学」。建築史が専門の池上重康さん(工学研究科助手)をゲストに迎え,近年,世界遺産…

毛利さん現る

今日、午後、突然、毛利衛さんがCoSTEPの事務室にいらっしゃいました。突然のアポなし来訪に、事務室にいた技術補佐員のお二人は、「こんにちは…。いつもテレビで拝見しています…」としか、声が出なかったそうです。毛利さんは、「どんな授業をやっているの…

働く人と働かない人

いきなりだが、参加型社会なんて言うが、参加の権利はどう保障されるのだろう。 参加しようにも、アクセシビリティーはどうなっているのか。公共交通も施設も社会のシステムすべてが、健康で生産性の高い成人男性を中心に作られている。北大に通うための地下…

「わかりやすく」話す技法

まさに実演を交えたかたちで、表現豊かに松崎さん自身がわかりやすく「話す技法」について指導して下さった。前半では、普段の生活、そして親からの影響などが私たちの話し方の基本になっていることを再認識し、そこに「わかりやすく」話すためのポイントが…

コミュニティ放送と科学技術技術コミュニケーション

加藤さんが関わってこられた道内の事例を中心に、コミュニティ放送の現状と特質について講義して頂いた。阪神大震災後に急増したというコミュニティ放送が、北海道内に19局も存在し、先進地域のひとつになっていることや、さらにラジオという媒体の特質が示…

科学技術情報の収集 (4)

隈本さんの演習の最終回。前半は、前回の課題である雪印の食中毒事件に関する記事の発表。受講生の書きぶりも、回を重ねるごとに慣れてきたように思えるが、聞くほうも耳が肥えてきたのか、オブザーバーから厳しいコメントが返される。受講生の皆さんにとっ…

高等教育と科学技術コミュニケーション

高等教育を担う教員にとって、インドクトリネーション(教え込み)一本槍を越えて、「対話型」「シアター型」の教育を実践する能力が求められているという主張が、北大やUCバークリーの事例を元に展開された。 最後に述べられた「科学コミュニケーションは科…

夜は竹村さんを囲んでの歓迎会。30名を超える受講生とスタッフが、話題の尽きることも無く、あっという間の楽しい時間を過ごした。みなさんお疲れ様でした。(石村)

科学を伝えるグラフィック・デザイン

伝えるためには、あらゆるコミュニケーションの方法を試してみなくちゃ。あらゆるとまで言わなくても、イラストやデザインは、実に基本的で、実に有効な表現方法だ。CoSTEPスタッフにはデザインの専門家が加わっている。言葉だけじゃない。視覚に力強く訴え…

情報技術と科学技術コミュニケーション

生活のあらゆる場面に情報通信機器が組み込まれる「ユビキタス社会」が訪れようとしている。その時大きな問題となるのは、個人情報が容易に探索されてしまう危険性(トレーサビリティーの問題)だ。「ユビキタス社会」は、個人個人が意識しなくても社会のさ…

全学教育「科学・技術と人間の倫理」

毎週火曜日に全学教育として行われている授業に、CoSTEPの隈本さんと難波が参加。 この日までの3週間にわたって学生さんたちは、「雪印乳業低脂肪乳食中毒事件」をケーススタディーとして調査・議論を行ってきていた。 この日は、雪印再建を中心となって担っ…