吹雪の中 ラジオ実習

 ラジオ実習では、毎週木曜日午後3時から番組のスタジオ収録を行っています。きょうも吹雪の中、情報教育館3階の特設スタジオで収録が行われました。

 収録をしたのは、1月21日(土)午後6時から三角山放送局(76.2MHz)で放送される予定の「かがく探検隊コーステップ第15回」。今回は月に一回の「サイエンスカフェ特集」で、1月13日(金)に行われたサイエンスカフェ札幌「もしものときの科学〜地震津波防災について〜」の会場録音をまとめたものです。
 現場で録音した音声の前と後に、小学校高学年の児童にも理解しやすいように解説風のやりとりをつけるんですが(これを業界用語では前後説【まえあとせつ】といいます)これがなかなかむずかしい。今回その仕事は受講生のタクオさんが担当しました。

 そしてスタジオ収録の直前「せっかく前後説をタクオさんが担当したんだから、そのまま読んじゃいましょう。そのほうが勉強にもなるから」ということになり、急きょ司会を私と交代することになりました。

 一方この日は、女性司会者のほうも、いつものユウカさんが大学院の実験で参加できないことがあらかじめ決まっていたので、アツコさんが代打で登場。今回の放送は、タクオさんとアツコさんという初司会コンビのデビューとなりました。このお二人偶然ですが姓が同じです。「夫婦と思われるんじゃないか」とか「いっそのこと夫婦漫才風にやったら」などと周りがチャチャを入れる中、無事収録が終わりました。

 ラジオ実習の本科生は、卒業制作番組で、プロデューサーと取材者、メイン司会者をすべて兼ねることになっていて、今回の収録はそれにむけての格好の訓練となったと思います。

タクオさんアツコさん、それを見守る私や他の受講生も、収録が終わるとへとへとになってしまいました。その後に食べたワタナベさんの差し入れの今川焼がおいしかったこと。

 苦労の成果は、ぜひ21日当日FM放送か三角山放送局のホームページで、あるいはCoSTEPのホームページからPodcastingで聞いてください。(隈本)

追記・「かがく探検隊コーステップ」は、iTunes Music StoreのPodcastsの画面にある「Today's トップPodcasts」ランキングの科学番組部門で、いつも2位から4位くらいをキープしています。さすがにNatureの番組より下ですが  JAXANASAの番組よりはいつも上位にいます。ひまな方はチェックしてみてみてください。そしてランクアップのため、ぜひ頻繁にダウンロードしてください。めざせNo1!