帰宅後、来週講義予定の粥川さんと、電話にて打ち合わせ。粥川さんが、なぜクローン問題に取り組んだのか、大変面白いお話を聞く。私だけで聞くのはもったいないので、ぜひ、来週の講義でもお話していただくようにお願いした。
今週、再生医療についての原稿を書くために2日間徹夜して、2000年あたりからの再生医学関連の資料を読み漁った。2日間徹底して勉強してやっと、粥川さんにこの問題について質問できるようになった。科学の成果は、切り取り方、伝え方、受け止め方によって、ぜんぜん違った話になってくる。ES細胞、クローン、臓器再生。皆さん、マスコミの報道=学者のプレスリリースに惑わされてはいけません。評価すべきはどういう研究で、進むべきはどういう方向なのか。来週、粥川さんと一緒に考えてみません?