夜7時から、実習のWeb制作チームの第一回目のミーティングが行われた。
この実習では、ブログサービス「はてなダイアリー」を活用して「さっぽろサイエンス観光マップ(仮)」と題したWebページを立ち上げ、札幌の街のさまざまな場所を、サイエンスの切り口で紹介していく予定。

受講生はデジカメを手に街を歩き回り、取材場所の写真を撮影するとともに、記事を書く。記事の内容は、Google Maps APIというプログラムを利用した地図上にリンクされ、一覧できるようになる。

この実習の目的は、受講生がWeb制作を通じて地域に根ざしたサイエンスコミュニケーション活動を行い、科学・技術と社会との仲立ちを体験するとともに、ネットワーク上でのさまざまなフィードバックを体験し、それらへの対応の仕方を実践的に学んでいくことにある。
記事には必ずその場所の写真が必要なのだが、問題は札幌の気候。雪がすべてを覆い尽くしてしまう前に、せめて写真だけでもがんばって撮ってしまわなければ!

ミーティングでは、メンバーの皆さんから取材予定アイテムについて報告してもらった。「札幌駅JRタワーのインフラ設備の謎」「地下街のアンモナイト」「街頭ディスプレイの発光ダイオード」「蠍座の映写機のメカニズム」など、バラエティーに富んだ大変面白いコンテンツになりそうで、期待がふくらんでいる。他の受講生の皆さんや、スタッフの方々からも、ここを取材したら面白いのでは、というアイディアを頂ければ大変うれしい。

メンバーには、プロジェクトに主体的に参加してもらいたいと考え、次回のミーティングまでに、このプロジェクトの「企画書」を作成してもらうことにした。皆さん、がんばってください!

(石村)