さん


日経ビジネス」編集者としてニューヨーク赴任中にご家族が白血病を発病し、以来、患者家族、ジャーナリストとして、医療、マスメディア、患者、行政の4つのセクターの架け橋として活躍してきた埴岡さんが、大雪の中来札。「骨髄バンク事務局長」として、「日経メディカル」の記者としての仕事についてはもちろんのこと、肩書きなど超越して、実際に医療改革に影響を与えてきたコミュニケーターとしての活躍をお話いただきました。医療は科学技術の一分野ですが、CoSTEP受講生の皆さんにも大きなインパクトを与えてくださったと思います。
 とくに、一般市民(患者)のニーズを吸い上げ、行政を動かし、現状を変えるには、どこにどう働きかける必要があるのかというお話は、ともすれば、「大本営発表の御用ジャーナリスト養成」などと揶揄される、科学技術コミュニケーターの卵たちにとっては、明日から役立つお話だったのではないかと思います。
 また、そのときに、データがどういうインパクトを与えられるのか、データをどう見せると効果的なのかというお話も非常に具体的で、明日からでも練習したい、使いたいアプローチの仕方だと思います。
 盛りだくさんな内容でした。受講生の方のレポートもお読みください。
「こ〜すてっぷ」で学ぶさん
「科学技術コミュニケーターになりたい」さん
世間知らずさん