Public understanding

AAAS最後の日は、「大人の科学リテラシー」というミーティングを中心に、いくつかはしごしてみました。先日のエントリーに、「進化」と「インテリジェント・デザイン」が大盛況と書きましたが、AAASで見るかぎり、それも私がのぞいたミーティングで見るかぎり、「進化」と「stem cell」以外の話題は、まったく出てきませんでした。それ以外に大人が知るべき科学リテラシーというのは考えられていないのでしょうか。「北アメリカにおける家畜農業のこれから」というタイトルのミーティングがあったので、さすがにここではBSEの話が中心だろうと思ってのぞいたところ、家畜小屋の換気の話をしていました。
うーん。学者さんの世界は、多様な文化、多様な価値観とはいってないようです。
また、今日はスクール・サイエンスの日ということで、高校以下の先生たちが集ってきていました。高校の理科の先生たちは、インテリジェント・デザインに立ち向かわなくては
ならないので(敵の総大将は大統領ですから)、けっこう燃えているようでした。