NHK

昨日、午前11時台のNHKローカル番組で、またまたコーステップを取り上げていただいた。
なんと特集で、「科学技術コミュニケーター養成教育」について、紹介してもらえた。


画期的!


今までも、カフェや、シンポジウム、出前授業、ウェブ実習など、単発でイベントや成果物を紹介してもらえたことはあったが、今回のように、コーステップで行っている教育内容について詳細に伝えてもらったことは初めてではなかったろうか。
10分かけてかなり丁寧に紹介してもらえたが、それでも、番組修了後、事務室にかかってきた問い合わせの電話は、かなり混乱していたようだった。
スタッフの石村さんが言っていたが、「科学技術コミュニケーター自体に説明がいる。さらに、それを教育する機関がコーステップであると、二重の説明が必要だからややこしい」
スタジオで生トークしてくれた三上さんは、かなり健闘していた。しかし、テレビを見ていた側としては、わかりにくいかもしれないな思うところもあった。まず、コーステップの実習は、いわゆる『授業中』という感じではなく、ラジオ制作あり、イベント運営あり、北大お散歩マップ作りありと多種多様なので、授業なのか、何をしているのかわかりにくい。さらに、受講生の年齢も外見も(スタッフの年齢も外見も)まちまちなので、受講生のコメントも、スタッフと受講生、どちらの発言なのか、わかりにくいと感じるところもあった。まさに多様な受講生とスタッフがいるということなのだが。


いや、いまやむしろ古い世代の通信機器となった有線電話やファックスも初期の頃は、電線にそのまま手紙を結びつける人がいたり、ファックスの紙が読み取り後残るので届いてないと思ったりと使い方がわかわず、混乱が生じていた。それと同じように、科学技術コミュニケーターが世に認知されるまでの間のわかりにくさかもしれない。来週修了を迎える40数名のみなさんが札幌のみならず、日本のあちこちで活躍し、科学技術コミュニケーターを市民に知られる存在にしていってくれるだろう。

番組録画を鑑賞中に、一番気になったのは、やはり自分の担当している実習だった。受講生の皆さんがかっこよく映っているかどうかが、一番の関心ごとだった。そして、みなさんとてもかっこよく映っていた。みんな自信に満ちていて、リラックスして、作業を楽しんでいるように見えた。


おこがましい物言いではありますが、半年間一緒に学んできて、教員1年生の自分の授業を盛り上げてくれた受講生の皆さんが、かわいくて、かわいくてという心境でありました。(難波)