CoSTEPは市民メディアセンターを応援します

タイトルの市民メディアセンター、6月末からサミット期間中、札幌市内3か所に開設の予定です。

運営は、「NGOの活動と協力しながら、世界の市民メディアを支援協力する」目的で作られた「G8市民メディアセンター札幌実行委員会」が担っています。

副委員長には、いつもCoSTEPのe-leaningを撮影してくれているさっぽろ村コミュニティー工房の木村さんが。CoSTEPのスタッフ岡橋さんも委員に参加しています。

昨年9月に札幌で開催された「市民メディアサミット」に引き続き、「洞爺湖G8サミット」でも、CoSTEPは市民メディアを応援します!!


さてさて、メディアセンターと言えば、留寿都村には約30億円かけて作った「国際メディアセンター(IMC)」が開設されます。


「9割が再利用可能な資材だが、30億円かけて作って使うのはわずか1週間弱。どんなに趣向を凝らしても、一般の方が見学できる機会はない。せめてサミット後に、一時公開してはどうでしょうか。地元の子供たちや、環境や建築を学ぶ学生さんに公開しなければ、もったいない」(原文ママではありません)とは、毎日新聞記者の横田さんのブログhttp://mainichi.jp/select/seiji/summit2008/summitblog/2008/05/post-3.html


一方「市民メディアセンター(CMC)」の方はといえば、場所代こそタダにしてもらえるものの、電気代・水道代は実行委員会の負担といいます。


さらに、ここに来て、最初札幌市内には開設されなかった予定だった「プレスセンター」が「サミット道民会議(会長・高橋はるみ知事)により、大通りに開設されることになったそうです。(朝日新聞6月8日)。記事によると、インターネットや電話回線が設置され、「報道関係者としての身分証明書があれば利用を認める」のだそうです。


報道関係者ってなんじゃー??
どういう定義ですか、高橋さん。
大手メディアからお金をもらって取材に来る、社員やフリーランスの人ってことですか?


「報道陣」とか、「報道関係者」とかいう言葉が記事にも使われていますが、なんの資格なのか、はっきり書いてほしいですよね。だれが、どういう権限でIMCを利用する人と、CMCを利用する人と、道民会議のプレスセンターを使える人を「指定」するのか、はっきりさせましょうよ。海外からの「報道陣」も来ることですし。


もちろん、札幌プレスセンターは、営利企業が利用する場合、電気代・水道代は、実費請求ですよね。


市民メディアセンターが置かれるのは


1.北海道大学クラーク会館
2.北3条西17丁目
3.豊平区平岸2条8丁目(旧札幌市天神山国際ハウス)


の予定。


現在、机・いす・ついたてや、ボランティアスタッフも募集中です。
詳しいことは、こちらで。

G8市民メディアセンター札幌実行委員会
http://imc-sapporo.blogspot.com/


先日の「きぼう観測会」1期修了生のサイエンス・コミュニケーター渡辺さん主宰(写真も)で大通り公園で行われました。NHKの取材もやってきて、お仕事帰りのサラリーマンも立ち寄り、きぼうが通過する数分間、拍手と完成で沸きました。