毛利さん現る

今日、午後、突然、毛利衛さんがCoSTEPの事務室にいらっしゃいました。突然のアポなし来訪に、事務室にいた技術補佐員のお二人は、「こんにちは…。いつもテレビで拝見しています…」としか、声が出なかったそうです。

毛利さんは、「どんな授業をやっているの?」などとご質問の後、CoSTEPのリーフレットをお持ちになってお帰りになったそうです。

それにしても。

毛利さん!

今日は、サイエンス・カフェ札幌第2回だったんです!

せっかく札幌にお見えになったのでしたら、サイエンス・カフェ、参加してくださったらよかったのに!

  • サイエンス・カフェ札幌第2回

今日のサイエンス・カフェは「世界遺産と科学」というテーマでした。世界遺産といえば、日本では「より美しく」「より古く」「より自然」で「より精神的」と考えられていますが、実は、「科学」が「遺産」になっているのです。

ヨーロッパを中心に、産業革命以後の科学技術の発展と人々の生活が密接に結びついた文化そのものや建造物が、「文化遺産」として登録されているのです。みなさん、知ってました?(毛利さん、知ってました?)社宅や炭鉱跡、廃墟となった工場が世界遺産なんですよ。

日本の産業革命は、明治以降急速に進行し、その後、劣悪な労働環境や公害など、負の遺産としてのイメージが強いですよね。でも、我々の科学技術の発展がたどった一つの過程として評価し、教育や観光目的で再利用しようという機運が、日本でも少しずつ始まっているそうです。

お話いただいた北海道大学大学院工学研究科助手の池上重康さん、ありがとうございました。科学技術も文化の一つということを、目に見える形でご紹介いただいたサイエンス・カフェでした。

始まりました。これで、札幌で話題沸騰中!?の「かがく探検隊コーステップ」が世界中で聞けるようになりました。

  • サイエンス紙芝居

受講生の有志の皆さんの自発的な活動として、サイエンス紙芝居の準備が粛々と進んでいるようです。
中心となっているKさん。折を見て、ブログでも紹介してくださいな。
こんな素敵な活動を始めたCoSTEP一期生の皆さんに、感動しております。

今週も盛りだくさんでした。
毎週、毎週、ほんとに。