秋に向けて

選科生のみなさん、札幌の暑い夏を堪能していただけましたでしょうか。
今年は例年になく暑いそうで、お盆を過ぎても日中の気温が30度を超していると、
札幌人はブーブー言っております。

さて、しばらく書き込みをさぼっている間に、選科生のお一人が、
夏期集中演習の内容をレポートしてくださいました。
前回の記事にトラックバックをいただきましたが、
あらためて、リンクさせていただきます。

コーステップ夏期集中演習

秋から、本科生のみなさんはいよいよ作品制作を始めます。
講義、演習の授業がそろそろ少なくなるに従い、これまでの実習以外に、
みなさんが実践的な科学技術コミュニケーションのスキルを磨ける
プロジェクトが始まります。
選科生の皆さんも参加できるライティング実習も始まりました。

実践的な経験ができるプロジェクトは、成果を社会に広く評価してもらえるという
すばらしい機会であるのですが、同時に、実社会と連携するわけですから、
教育カリキュラムの都合では進行させることができません。

様々な人や組織、お金の都合で、企画が頓挫したり、延期したりといった
ハプニングも生じます。
実社会と連携しての教育活動は、そこの調整が大変難しいのですが、
カリキュラム外の課外活動として、積極的に取り組んでいきたいと考えています。
受講生の皆さんも、それらの機会を活用してください。

このブログでも、これらの活動を順次紹介していきたいと思っています。


話は変わって、早稲田大学の大学院政治学研究科 科学技術ジャーナリスト養成プログラム
で来年度の入試説明会が行われたそうです。

http://www.waseda-majesty.jp/applicants/060718.html

このページで説明会を撮影した動画を見られます。

これを見たCoSTEPの隈本さんが、いくつかの間違いを見つけました。
北大CoSTEPについて言及した部分です。

1 早稲田は文理融合だが、北大は純粋に理学部のプログラムだ。

2 北大は半期ごとに募集、修了生を送り出す。
  ことしも4月に募集して9月にもう2期生が卒業する。

正しくは、

1 北大CoSTEPは事務室や教官室が理学部の建物の中にありますが、理学部のプログラムではありません。
独立したプログラムであり、スタッフにも文学部の石原先生や蔵田先生などにも参加していただいており、文理融合のプロジェクトです。

2 北大は、初年度は予算の関係で、10月スタートで3月修了の半年間のパイロットプログラムでしたが、本年度からは5月から3月までの約1年間のプログラムになっております。9月に2期生は出ません。2期は来年の3月に修了する予定です。


我々の広報活動に問題があったのでしょうか。
しかし、ホームページにも書いてあるし、パンフレットにも書いてあるし・・・。
何より、我々は連携している機関なのですから、一言聞いていただければ・・・。
確認もせずに、こんなことを話して、それもビデオで公開し続けられては、困ります。
ジャーナリスト養成機関であるだけに、残念です。