友達はいいもんだ

3月21日、下記イベントをやりました。

企画の発端は、1年半前。
高校時代席を並べた友人が札幌に遊びに来て、久しぶりに会いました。

彼が言うには、彼の会社が世界に誇るスピーカーを北大のOBが作っていて
それが、すごい技術なのだと。

自分の仕事を熱く語る友人に引き込まれて、思わずメモを取ってしまいました。
そのときに感じたのは、

その音を聞いてみたい!
北海道の若い子達に、すごいかっこいい先輩を見せてやりたい!

ということでした。


それから1年半。
共感してくれた多くの人たちの熱意に支えられて、
まさに感動で「鳥肌が立つ」イベントが実現しました。

サラウンドを聞きながら身を乗り出している人、深く瞑想している人、リズムに体が動いている人、
目を輝かせている高校生たち、後ろで見守ってくれていた関係者の温かい表情、イベントに引き込まれている若いボランティアスタッフの真剣なまなざし。


私の隣でしゃべる友人が、かっこよかった。
友人の隣でしゃべる仕事仲間たちが、かっこよかった。
感動を生み出せるパイオニアの技術がかっこよかった。


30も半ばのおばちゃんが司会をしていて泣いてはいけないと肝に銘じていたのですが、
ラストだけは、声が震えてしまいました。


感動に舞い上がらずに、ずっと冷静でいられたのは、
決して再現できない、この一時の貴重さゆえでした。



イベントの詳細報告はこちら
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/news/detail.php?id=79
(難波)


「未来をみつけよう! 進路選択応援セミナー」
サウンドに夢中な高校生、集まれ!
リアルな音、臨場感ある音、迫力の音、「いい音」ってなんだろう。音を再生するテクニックはどうやって生まれ、進化してきたんだろう。最新のサラウンドシステムを体感しながら音響と再生技術の進化を学ぼう。



Experience(90分) 
「世界最高峰のサラウンドを一緒に楽しもう」
現在世界最高レベルといわれるサラウンドシステムを体感しながら、そのスピーカーを開発したエンジニアに音について学びます
出演:細井慎太郎(『パイオニア』スピーカー開発エンジニア。北大OB)
   沢口真生(サラウンドの巨匠。『パイオニア』技術開発本部顧問)ほか
Discussion(75分)
「開拓者になろう!未来に広がる理工系のキャリアパス
高校から大学、大学院、ものづくりの現場へと、先輩たちが、夢をどのように形にしてきたのかをリレートーク。後半は、全員参加でフリートーク。パネリストに質問や悩みをぶつけちゃおう。科学技術コミュニケーターがディスカッションを盛り上げます。
パネリスト:パイオニアのエンジニア、北大大学生・院生