わかりやすい日本語表現

真打登場!
関西弁についての授業で有名な山下先生の授業。学部の授業では立ち見が出るという。留学生に日本語を教えてきた、コミュニケーションのプロ中のプロ。日本人の日本語のどこがわかりにくいのかを知り抜いている。
助詞を省略したために、いろんな意味に誤解できる新聞記事を見せて受講生に誤解させ、それをつかみに、助詞の果たす役割が以外に大きいことを認識させる、見事なスタート。
演習では「が」と「は」の使い分けと、「実は話し言葉より、書き言葉があいまいなことがある」ということを学ぶ。
受講生を次々にあてて、いわゆる関西風に「いじる」。持ち上げたり、落としたり。
巧みなコミュニケーションで、受講生の注意を講師に惹きつける技は見事。
「ほら、立ち見もでるわ」という授業だった。